大和生命(やまとせいめい)破綻ニュースピックアップ
サブプライムローン問題など米国発の金融危機に伴い
日本の生保としては初の破綻となった
大和生命保険の更生特例法の適用申請。
大和生命の破綻のニュースを拾って
その問題点を俯瞰しておきたい。
まずは、毎日新聞。
この記事では、今回の大和生命の破綻の原因を
『高リスクの金融商品への突出した投資』としている。
この金融危機の情勢の中にもかかわらず、ということだ。
気になる大和生命の保険商品加入者の保険金については、
「大和生命の掛け捨て型の死亡保障保険などは保険金の大半が保護される見通し」
としている。
逆に言えば、少ないとはいえ、保険金が保護されないケースもあるということで
「貯蓄性の高い年金保険などは保険金の削減割合が高くなる可能性がある」
ただ「生命保険契約者保護機構」という、破綻生保が出ると、契約者が積み立てた
保険金総額の原則9割以上を機構が補償する仕組みを生保業界が共同出資で
運営しているため、保険金が全額保護されないというケースはないようだ。
その削減割合は、過去の生保破綻の例からいくと、掛け捨て型の死亡保障保険などは数%。
それとは対照的に、削減幅が大きいのが、先にも述べた
『貯蓄性の高い年金保険や終身保険』。
「過去には年金保険で5割削減されたケース」もあったそうだ。
大和生命(やまとせいめい)というと、今回の破綻のニュースで
はじめて名前を聞いたという人もいるであろう
業界33位の、比較的小規模な生命保険会社。
そのため、高リスクの海外投資がたたって、米国発の金融危機のあおりを
真っ先にくらったカタチだが、日本の政治家は、特別なケースで
一般化して考えることはしないという傾向の発言が多いよう。
このあたりについても、関連ニュースの中から読み解いていきたい。